チャリティーマッチ サガン鳥栖戦

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2011年03月19日 19:58

「九州だJ!」東日本大震災被災地支援活動トレーニングマッチ。

被災地に向けて何かできる事は無いか、そのひとつのカタチが今回のチャリティーマッチです。

いろいろ自粛する事も尊重はしますが、サッカーを通じて九州からパワァを贈る今回の試みには大賛成。

東日本がマヒしている今、せめて西日本は通常通り頑張って日本全体を支えて欲しい。

そんなメッセージをどこかで見ましたが、正にその通りだと思います。

西日本の元気が東日本を支え、それが復旧へのひとつの道筋となる。そう信じます。


今回の震災後、普段やってる支援活動って買い物のお釣りをレジ横の募金箱に入れるくらい。

私たちに出来る事は限られているかもしれませんが、今回のTMのようなきっかけは大きな力になりますね。

個の力は小さくとも、想いを同じくするチームの力、集団の力が集結すれば、届く想いもより大きくなる。

被災地では、TVやネットなど無縁の厳しい生活を強いられている方々も多いでしょう。

しかし今この瞬間にこの想いが伝わらずとも、今後の復旧活動に繋がるでしょう。

いつかライフラインが復旧し普通の生活に戻れた時に、あーこう言う事を全国でやってたんだ、と知って貰えるかもしれない。

そしてそれで少しでも元気になって貰えれば、こんなに嬉しい事はありません。

今回のチャリティーマッチ、やる意味は大いにあります。





公式戦とは違った趣のベストアメニティスタジアム。ピッチボードもなく、電光掲示板消灯中。




こやつらも入り口で募金活動に勤しんでおりました。

選手たちも試合開始前には募金活動に参加、もちろん募金しました。

一日でも早く被災地にこの募金を届けたい、と鳥栖の社長が仰ってましたが、お願いします!





鳥栖の小学生達が「翼をください」を熱唱。両チーム選手が「がんばろう東日本!力をひとつに。」の横断幕を持って入場。

そして1分間の黙祷...。




選手たちは喪章を腕に付けてプレイしました。



試合開始前には両ゴール裏から仙台、山形、水戸、鹿島、栃木のコール。

普段、スタジアムで声にする事の無いチームコールですが、想いを込めてコールさせて戴きました。

最後に両サポ合同で「VAMOS NIPPON 」のチャントで試合開始。普段見られない光景に何だか感動。

力をひとつに。と言うスローガンがそこにはありました。頑張ろう、日本。




その後は通常の応援に移行しましたが、いつもは熊本頑張れ!なのに今日は鳥栖も頑張れ!の気持ちがあって

不思議な感覚。まぁ、実際に鳥栖に頑張られちゃいましたけどね・・・汗;

試合結果は 熊本0-3鳥栖 と言う、鳥栖相手に記憶にない完敗に終わりましたが、今日は試合結果じゃない。

それを超えたところに大切な意味があるのです。もちろん負けたのは悔しいですが。汗;


試合終了後には、鳥栖の選手が熊本側へ、熊本の選手が鳥栖側へも挨拶に。

これも公式戦では見られない光景ですが、腹の底から「サガン鳥栖」コールさせて戴きました。

家族や知人、元チームメイトが災害にあった選手も多いと聞きます。

そんな中でも試合を開催してくれた両チーム選手達を誇りに思いますよ、本当に。


公式戦とは違った雰囲気でしたが、やはりスタジアムはいい。こちらもパワァを貰えますしね。

今回は「ロアッソ熊本」コールにも様々な想いを込めてバモりましたが、このパワァよ、届け・・・!!

当たり前の様にサッカーが身近にある。一日も早くそんな日が全国に戻ってくる事を願ってやみません。


頑張ろう、日本。  (二回目)


さて、明日は市街地でロアッソ募金ですぞ。こっちも行かねば。 


《追記》
サガン鳥栖広報によると、本日の募金は1,597,751円だったそうです。ご協力ありがとうございました。

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